叔母

今月17日に田舎から母と叔母がウチに来ます。

今日は叔母について。
叔母はバツイチです。

そう。
超美人ですが、中身は完全な「男」です。
叔母は若い頃から商売をしていました。
財は成しています。

そして30を廻った頃、一級建築士と結婚しました。
妊娠もしましたが残念な事に5ヶ月で流産し
その後子供に恵まれる事はありませんでした、女の子でした。
それが原因なのかどうか分かりませんが
叔母は離婚し、また商売を始めました。

そんな過程もあり、私は叔母にいたく可愛がられました。
ある時叔母は私を抱きしめながらこう言いました。

「ゆ○子ちゃん、ミッちゃん（弟を含め私達がそう呼ぶので自分でもそう言っていた）
の子供にならん？ミッちゃん、ゆ○子ちゃん可愛いから大好き」
と真剣な顔で言ったのです。

私はミッちゃん（叔母）の顔があまりにも真剣な上、強い力で抱かれたので
怖かったのを今でもしっかり覚えています。
真剣すぎて本当に怖かった。
その後何度もそう言われました。

ミッちゃんは優しいし、可愛がってくれるしとても好きですが
それとこれとは別です。
母に聞くとミッちゃんは本当に養子縁組を申し出たそうです。

私はたま～に思うのです。
ミッちゃんの子供になっていたら・・・。
あの人との辛い別れは絶対になかっただろう。てね。

ミッちゃんはこう言います。

「ゆ○子ちゃんはまだ若いのに可哀想。」

でもね、ミッちゃん
私は自分の事を可哀想なんて思ってないよ。

あれもこれも運命やと思ってるよ。