もうすぐ七夕。

母の誕生日は七夕です。
この事もあって私には忘れられない思い出があります。

貴方にも当然高校生の頃、大好きな人がいたでしょう。
多分に洩れず、私にもいました。
身長181cm、細身、超イケメンでした。
（ちなみに私は151cm、体重39kg、蟻んこの様にちっちゃいです）

4月高校に入学した頃から「相手」は私の事を知っていたそうです。
（同じ沿線だったのです。相手は公立高校、私は女子高）
5月に入り私の友達から「相手」が
「ゆ○こと付き合いたいらしい」という事を知らされました。
その「相手」と私の友達は中学が同じだったのです（同級生）

私は気が強い方なので
「自分でコクれんような男は嫌いや、ただのヘタレやん」等と抜かしていました。
でも「一回でええから会うたってや」と友達が言うので
仕方なく会ったのです。

私は一目見て「ヘタレでもええやーーーーーん！」と思いましたね。
日ハムのダルも顔負けです。
あの頃の私は大馬鹿野郎だったので「顔さえ良ければ」精神です。
中身なんて見てませんでした。
その後「男は顔とちゃう！」と分かるのですが何と言っても10代です。

「彼氏と彼女の関係」になった私達はそれはそれは
楽しい夏休みを過ごしました。
今でもそれはいい思い出です。
その彼氏の誕生日が七夕だったのです。
？？？
誕生日に何をプレゼントしたかは覚えていません。
私の誕生日にはお揃いの指輪を貰いました。
安物でしたが私は凄く嬉しくて幸せでした。
「高校卒業したら結婚しよな」（元彼）
「うん！」（私）
こんな感じでした。

でも1年も過ぎた頃から隙間風が吹く様になっていました。
色々悩み、近所の先輩や友達に相談していました。

その近所の先輩が。
私が心底惚れ抜いた「亡くなった彼」だったのです。
遠い遠い昔のお話です。

七夕が近づくと毎年「元彼Y君」の事を思い出してしまいます。